ブログをコツコツ作っているけど、なかなか集客に繋がらない。このままブログを続けていても良いのだろうか?
そんな風に悩んでいるマーケティング担当者は多いハズです。
そこで今回は、ブログをコツコツ書いているのに、集客できなくて困っている方に向けて、「ブログで集客ができない理由」を解説していきます。
この記事を参考にして、明日からのブログ運用の改善に役立てていただければ幸いです。
ブログで集客ができない6つの理由
ブログで集客ができない理由は、全部で6つあります。
- 分析していない
- 日記ブログになっている
- SEO対策が不十分
- 内容が不足している
- デザインがダサい
- CTA(行動要請)が不足している
順番に解説していきます。
分析していない

ブログ運用において、データ分析をしないことは「地図のない冒険」と同じです。
どの記事が読まれているのか、どの経路から訪問されているのか、読者がどこで離脱しているのかを把握できなければ、改善点を見つけることができません。
ましてや、データ分析無しでは、お問い合わせやお申し込みに繋げることはできません。
最低限、GoogleアナリティクスやサーチコンソールはWebサイトに導入しておきましょう。
■ Googleアナリティクス(GA4)とは
Google社が無料で提供しているWebサイトのアクセス状況を簡単に把握できるツールです。例えば、何人が訪問したのか、どのページが人気なのか、どこから来たのかを確認できます。
また、ユーザーがどんな行動をしたか(商品を購入した、ボタンをクリックしたなど)も追跡可能です。
■ サーチコンソールとは
Google社が無料で提供しているSEOツールです。Google検索であなたのWebサイトがどのように表示され、どれだけクリックされているかを分析できるツールです。
検索結果での表示回数やクリック数、ユーザーが使った検索キーワードを確認できます。また、検索順位やエラー(リンク切れやモバイル表示の問題など)も分かり、サイトの改善点を見つけられます。
GA4やサーチコンソールを活用し、アクセス数や滞在時間、クリック率などを定期的に分析することが、ブログ運用成功の近道になります。
日記ブログになっている

ただの日記ブログでは、ターゲット層に価値を提供できず、自己満足で終わってしまいます。
ビジネス目的のブログ運用では、「読者が求める情報」や「課題解決に役立つコンテンツ」を提供することが重要です。
自身の経験談を日記的に書く場合であっても、最終的には読者にとって有益な形でコンテンツを発信する必要があります。
読者のために「どんな情報を提供できるか」を常に意識して記事を書くことが求められます。
SEO対策が不十分

いくら良い記事を書いても、検索エンジンで上位表示されなければ、読者に見つけてもらえません。
ブログで集客する上で、キーワード選定やタイトルの最適化、メタディスクリプションの作成、内部リンクの設置などの基本的なSEO対策は必須です。
また、記事内容が検索意図を満たしているかも重要なポイントです。SEO対策を意識し、記事を「見つけてもらえる」状態にすることが、集客の第一歩です。
内容が不足している

読者が求める情報に対して、深く掘り下げていない記事は、信頼を失い、すぐにブログから離脱されます。
表面的な説明だけで終わってしまう記事では、読者の課題を解決できません。
具体例やデータを交えた詳細な解説、関連情報の提示など、読者にとって「読む価値のある内容」を心がけましょう。専門性や言葉遣いにオリジナリティを加えることで、より強い印象を与えられます。
デザインがダサい

ブログのデザインが古臭かったり、読みづらかったりすると、第一印象で離脱されます。
よくありがちなのが「モバイル未対応」のブログですね。読みづらい上に、デザインが古いからなんだか信頼できない。
今やスマホで情報収集するのが当たり前の時代に、スマホ未対応のブログ運用は、多くのユーザーを失うことになります。
読みやすいフォントサイズや配色、適切な余白の設定、スマートフォンでの操作性を考慮したデザインを採用しましょう。
CTA(コールトゥアクション)が無い

ブログ訪問者が次にどのような行動を取ればよいのかが分からない場合、即離脱されます。
■ CTA(コールトゥアクション)とは
Webサイトで、「次に取ってほしい行動」を促すためのメッセージやボタンのことです。例えば、「今すぐ購入」「無料で試す」「お問い合わせはこちら」などがCTAにあたります。
わかりやすい言葉や目立つボタンで、ユーザーに行動を起こしてもらいやすくするのが目的です。
ブログ記事内に、明確なCTAを設置し、読者に具体的なアクションを促しましょう。
CTAを設置する場所は、「記事の冒頭部分」と「記事の最下部」がおすすめです。
ボタンのデザインや配置も工夫し、クリックしやすい仕組みを作ることが大切です。CTAは読者との関係を深める起点となります。
ブログで集客ができない人が「陥る落とし穴」とは
続いては、ブログで集客ができない「誰もが陥る落とし穴」について解説していきます。
このセクションでは、テクニカルな事ではなく、「ブログ運用の考え方」の部分を説明していきます。
- 毎日続けている(意味なし。)
- 自慢話しをする(離脱される。)
- 誰もあなたに興味ない(その通り。)
順番に解説していきます。
毎日続けている(意味なし。)

ブログを「毎日更新」すること自体が目的になってしまうのは危険です。
確かに、ブログ集客において「継続は大切」ですが、内容の薄い記事を大量に制作・公開しても、読者には一切の価値を提供できません。
同時に、価値のないコンテンツを生産し続けることで、検索エンジンの評価が低下し、読者の信頼を損ねる可能性があります。
重要なのは、更新頻度ではありません。読者にとって「今日から役立つコンテンツ」を提供することがブログ運用において最も大切なことです。
1記事1記事、時間を使って丁寧に作り込むことで、質の高い情報を発信できます。その結果、読者の満足度と集客力を向上させます。
自慢話しをする(離脱される。)

自己アピールや実績の披露が中心になると、読者に「自慢話」と受け取られるリスクがあります。
読者って何の為にブログを読みにくるんだっけ?この問いを常に意識することが、ブログ集客において大切です。
自分の話をする場合は、読者がどう役立てられるか、どのように共感できるかを意識し、具体的な価値を提示することが重要です。
自分語りは二の次、まずは読者の視点に立つことが成功の鍵です。
誰もあなたに興味はない(その通り。)

自分語りの多いブログは、高確立で離脱に繋がるので注意が必要です。
ブログを書いていると、つい「自分のことを知ってほしい」と思いがちですが、現実は違います。
読者がブログ記事に期待しているのは、「自分の問題が解決するか」や「何か新しい価値を得られるかどうか」です。
自分中心の記事は読者の期待に応えられていませんので、信頼を失う結果になりかねません。
読者が抱える課題や悩みを考え、それに対する答えや解決策を示す記事を書くことで、読者の信頼を獲得し、集客につなげられます。
ブログで集客ができない理由:まとめ
今回は、ブログで集客ができない理由を6つご紹介していきました。
また、ブログを書いているマーケティング担当者が陥りやすい「落とし穴」も補足事項として、掲載させていただきました。
この記事を参考にいただき、少しでも明日からのブログ運用に役立てていただければ嬉しく思います。
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